エヴァンゲリオンのスタッフ制作のロゴが、準天頂衛星「みちびき」打ち上げのミッションロゴに採用!
2018年のサービス開始に向けて、着々と衛星打ち上げ準備が進められている準天頂衛星システム「みちびき」。その2〜4号機打ち上げのミッションロゴに、「エヴァンゲリオン」のスタッフが制作したものが採用されました。
「みちびき」は、2018年のサービス開始を目指して計画が進められている、準天頂衛星システムです。現在我々が利用しているカーナビやスマートフォンのナビ機能といった位置情報サービスは、高いビルや山などの遮蔽物のある場所では、安定したサービスが受けられないという欠点があります。「みちびき」の運用が開始されると、天頂に近い位置から信号を受けることができるようになるため、より高精度な測位が可能となり、いつでもどこでも安定した位置情報サービスを受けられるようになります。
「みちびき」は2010年度に衛星の初号機が打ち上げられ、現在、2号機から4号機までの打ち上げ準備が進められています。今回、その打ち上げ計画のミッションロゴに、「エヴァンゲリオン」のスタッフが制作したものが採用されました。
メカニックデザイナー・山下いくと氏がコンセプトデザインを手がけ、庵野秀明総監督監修のもと、スタジオカラーデジタル部が仕上げを行ったこのロゴは、打ち上げに使用されるロケットの壁面を飾り、今年、衛星を載せて宇宙に飛び立ちます。私たちの生活をより安心・安全なものにしてくれる「みちびき」計画を、ぜひエヴァンゲリオンとともに応援して下さい。
準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことです。衛星測位システムとは、衛星からの電波によって位置情報を計算するシステムのことで、米国のGPSがよく知られており、「みちびき」は“日本版GPS”とも呼ばれています。
「みちびき」は現在初号機が打ち上げられており、2017年中に2、3、4号機が打ち上げられる予定です。2018年度から4機体制でのサービスを開始し、今後、私たちのくらしにおける安心・安全への貢献が期待されています。
http://qzss.go.jp/overview/information/launch-logo_170208.html